オリンピックに比べると、パラリンピックについては、触れる機会が少ないのではないでしょうか。子どもにとっても、オリンピック種目は知っていても、パラリンピック種目についてはそれ程知らなかったり、競技ルールの工夫や価値、選手のすごさに気付いていなかったりすることが考えられます。
このテーマ3では、パラリンピックと出会うこと、障がい者スポーツを理解すること、その上で、体験する等して関心を高めていく学習等が考えられます。
障がい等の有無にかかわらず、誰とでも公平に接し、共生していくことができる子どもの育成に、パラリンピックや障がい者スポーツを通した学びは有効です。
このような資質・能力等を育むことが期待できます
例えば
○「勇気」・・・おそれずに向かっていく強い気力・乗り越えようと思う精神力
○「公平」・・・多様性を認め、創意工夫をして、誰とでも協働できる力
○「インスピレーション」・・・人の心を揺さぶり、駆り立てることのできる力
○「強い意志」・・・困難があっても、諦めず限界を突破しようとする力
等が考えられます。 |
このテーマでは、次のような実践事例が考えられます。